千葉県鴨川市にて外壁塗装・屋根塗装
2021/11/20
本日は千葉県鴨川市の一戸建て住宅にて屋根塗装・外壁塗装を行った様子をお届けします。
2階建て住宅の屋根・外壁塗装リフォーム工事で、屋根も含めた塗装面積は約120平方メートルです。
新築の家でどれだけきれいにまた高価な塗料で塗装をしても時間の経過とともに劣化してしまうことは避けられません。
塗装が劣化すると剥離など様々な劣化症状が現れます。美観が損なわれるだけでなく、外壁の防水機能も劣化してしまい、剥がれた隙間から雨水などが侵入してしまいます。そうなる前に塗装を行うことで住宅は新しく綺麗に生まれ変わり家を守ることができます。
全体で10日ほどで完工する予定ですが本日は作業2日目です。
最初の作業は養生を行い、塗装しない部分に覆いをかけていきます。
養生は塗装の中でとても大切な作業です。汚さないのはもちろん、新築ではなくお客さんが住んでいる状態でのリフォーム工事では、家への出入りや換気などを妨げないように工夫をしています。
こちらのお家は築30年ほどで、過去に1度再塗装をされています。別の業者さんがされたようですが、あまりていねいな塗装ではなかったようで、各所に塗料が垂れたあとが見られました。
養生が終わると次は下塗りを行います。
過去の再塗装が雑だったため、塗料が垂れた部分を削る作業からはじめます。
塗装で新しいローラーを使用するときには、塗装中に繊維が抜けて壁につかないように、使用前にガムテープの接着面を転がしておきます。
ヨネザワ装工では「厚く・美しく塗ること」にこだわり、下塗り2回に上塗り2回(中塗り・上塗り)を行っています。
通常1回の下塗りを2回行うのは、下地を強化して長持ちさせるためです。
外壁は常に紫外線や雨、風、そして外気に晒されています。塗り替えのサイクルである10年もたてば建材が弱っていることがほとんどです。
1回目の下塗りで高浸透型の塗料を吸い込ますことで建材自体の強化をし、そして2回目の下塗りで上塗の耐久を高めています。
厚く塗ると塗料の量も手間もかかりますが、計4回の塗装は必ずやらせてもらうようにしています。
予算に余裕がないお客さんに対しては、工事費を変えずに4回の塗装をすることもあります。
薄くきれいに塗るのは難しくありませんが、厚塗りにすると塗料が垂れてしまいがちです。
塗装の丈夫さ、耐久性を高めつつ、美しい仕上がりにするには、高い技術が必要です。
この現場では外壁塗装と一緒に屋根塗装も行います。
外壁塗装の塗り替えの際に屋根塗装も一緒に頼まれると、どちらの工事でも足場が必要ですのでその足場代を浮かせることができます。
こちらの住宅の屋根はコロニアル葺きです。
「コロニアル」とはケイミュー株式会社が販売している「スレート」という屋根材の商品名です。
スレートはセメントと繊維質材料を混ぜて板状に成型し、5mm厚にしたもので、日本で非常に普及している屋根材です。
主な材質がセメントのため、実はスレート本体には防水性がありません。
スレートは塗膜によって保護されていますが、塗膜が劣化し防水性を失い始めると雨が降ったときに水を吸って膨張し、晴れた日には乾いて収縮を繰り替えすことでひび割れや欠けが発生してしまいます。
放っておくと劣化が進み、雨漏りの原因になることもあります。
そのため10年を目安に定期的な塗り替えが必要です。
こちらの屋根では多少のひび割れが見られました。
補修程度でしたら弊社でも対応が可能です。また雨漏り補修も可能な限り対応しています。
もしも本格的な大工工事が必要になる場合には知り合いの職人さんに依頼することもできますのでご相談ください。
今回の作業は下塗りまでですが、上塗りの際に使用する塗料は、お客さんの希望の色を伺ってその色が実際に出るように塗料をつくっています。
色見本で見られた色味と実際に塗った色味が違う…ということはよくある問題でトラブルになりやすいのです。
とくに水性塗料は、想像よりも暗い色に仕上がることが多いため、お客さんの希望に合った仕上がりになるように調整したものをメーカーに依頼して作ってもらうこともあります。
この度はご依頼いただきありがとうございました。
市原市、千葉市での外壁塗装・屋根塗装はヨネザワ装工にぜひご用命ください。
現場住所 | 千葉県鴨川市 |
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施工内容 | 屋根塗装・外壁塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁・屋根(約120平方メートル) |
施工期間 | 10日間 |
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