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シリコン塗料の特徴やメリット・デメリットを解説

2023/05/08

塗料缶

シリコン塗料は、4種類ある塗料のなかで価格や性能、耐用年数などのバランスが良い塗料です。
また、シリコン塗料は商品のカラーバリエーションが豊富であるため、自分に合ったカラーを選択しやすい塗料でもあります。
本記事では、シリコン塗料の特徴について解説します。メリットやデメリットも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

シリコン塗料とは

シリコン塗料とは、アクリルシリコン系やシリコン系の合成樹脂を主成分とする塗料です。外壁の塗装で使うことが多く機能性に優れていて、価格も手ごろです。

シリコン塗料は4種類のなかのひとつ

塗料には大きく分けて以下の4種類があります。

  • ・アクリル塗料
  • ・ウレタン塗料
  • ・シリコン塗料
  • ・フッ素塗料

シリコン塗料は4種類のなかで現在主流の塗料です。
シリコン塗料は耐久性に優れた塗料です。外壁によく使われますが、屋根の塗装にも使われています。

シリコン塗料には水性と油性がある

シリコン塗料を含めた4種類の塗料には、水で薄める水性とシンナー(溶剤)で薄める油性があります。水性の塗料は、刺激臭のあるシンナーで薄めないため、環境や人体にやさしいです。
油性はシンナーで薄めるため刺激臭があります。臭いがきつい反面、水性より塗膜が強力で、耐久性が高いです。
ほかに、刺激臭を軽減する「弱溶剤塗料(ターペン可溶塗料)」を使用するケースもあります。

※現在の水性の塗料は、弱溶剤塗料に近い耐久性のものがあります。

シリコン塗料には1液型と2液型がある

シリコン塗料には1液型と2液型があります。水性、油性の時と同じく、塗料全般には1液型と2液型があります。
1液型は塗料に水やシンナーを入れて薄め、そのまま使うものです。
2液型は塗装する直前に硬化剤を混ぜ、そこへ水やシンナーで薄めて使うものです。
シリコン塗料には水性と油性、弱溶剤があり、1液型と2液型もあります。したがって、以下の6つに分かれます。

  • ・水性の1液型
  • ・水性の2液型
  • ・油性の1液型
  • ・油性の2液型
  • ・弱溶剤の1液型
  • ・弱溶剤の2液型

これも4種類の塗料すべてにあります。
基本的に、塗料はそのままではドロドロで塗りにくいものです。したがって、そのまま塗ると時間や手間が非常にかかります。
時間や手間がかかると人件費が増えてしまい、施工費用が高くなってしまいます。
そこで、時間や手間をかけないように薄めますが、薄める際は塗装する下地などの状況や、環境(天気、温度、湿度など)を考えて行うのが一般的です。

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は、性能や価格のバランスが良い塗料といった特徴があります。注意点とあわせて説明します。

シリコン塗料の性能

シリコン塗料は低電圧性のため、汚れがつきにくい性質です。たとえば、ホコリや車の排気ガスで汚染されづらいという特徴があります。また、撥水性があるため泥や雨なども弾きます。

シリコン塗料の価格

シリコン塗料の価格は性能を考えると、手ごろな値段です。
シリコン塗料はフッ素塗料に比べ、値段が安価です。また、アクリル塗料やウレタン塗料よりも高い価格ですが、これらよりも耐久性に優れているため、トータルコストは安くなるでしょう。

粗悪品に注意

シリコン塗料の粗悪品を見分けるのは難しいです。
シリコン塗料の主成分であるシリコンの含有量は、カタログなどで確認できない場合があります。
既存のシリコン塗料のシリコン含有率は、低い塗料で20%以下、高い塗料で40~65%ほどです。
シリコン含有率が高いほど耐久性や防汚性が高くなり、それに合わせて値段も高くなります。
シリコン塗料はシリコンの含有率の規定がないため、ほんの少しでもシリコンが含まれているとシリコン塗料と言えます。したがって、シリコン塗料のなかには粗悪品があることも。
粗悪品は一般の方が見分けるのは難しいとされているため、信頼できる施工業者に良質な塗料を選んでもらう必要があります。

シリコン塗料のメリット

メリット

シリコン塗料のメリットは、特徴でお伝えした通り耐久性に優れている点や、手ごろな価格といった点です。そのほかのメリットは以下の3つです。

  • ・種類が豊富
  • ・透湿性がある
  • ・光沢性が高い

種類が豊富

一般的に使われる塗料だけに、種類が豊富にあります。断熱性や遮熱性のほか、カラーバリエーションも豊富です。

透湿性がある

シリコン塗料には内部の水分を外部に放出する透湿性があるため、湿気にくいというメリットがあります。湿気にくいため、カビや藻の発生を抑えます。

光沢性が高い

シリコン塗料には光沢性が高いというメリットがあります。光沢性が高いと汚れが付きにくいので、見栄えが良く綺麗な外壁を維持できます。

シリコン塗料のデメリット

デメリット

シリコン塗料のデメリットは以下の3つです。

  • ・ひび割れしやすい
  • ・低粘度で扱いにくい
  • ・重ね塗りしにくい

ひび割れしやすい

シリコン塗料は、塗膜が硬くひび割れしやすいデメリットがあります。
ウレタン塗料に比べると弾性が劣る特性があるため、経年劣化で塗膜が硬くなってしまい、ひび割れしやすいです。
上塗りだけ弾性性能のある塗料にせず、下塗りも同じ性能のある下塗り塗料を塗ってあげると、ひび割れが起きる確率を下げられます。

※サイディングの外壁には弾性塗料が使用できないので注意。

低粘度で扱いにくい

シリコン塗料は低粘度の塗料です。したがって、顔料が沈殿しにくく取り扱いかたを注意しなければなりません。
また、付着性が低いため、DIYには不向きでしょう。

重ね塗りしにくい

シリコン塗料は撥水性が高いため、汚れが付きにくくなっています。しかし、塗り替えの際は、密着性にかけてしまい重ね塗りしにくいです。対応の方法は、塗装前にフィラーやシーラーを的確に塗ることです。

  • ・フィラー(目止め・下地のデコボコを平滑にする下地調整材)
  • ・シーラー(上塗り塗膜性能を十分に発揮させるもの下塗り材)

シリコン塗料がおすすめできる住宅

シリコン塗料がおすすめできる住宅は「長く住む住宅」や「好みのカラーを選んで変えたい住宅」です。
シリコン塗料は耐用年数が長いので、建物の売却や長期間の引越を考えていない住宅におすすめです。
また、カラーバリエーションが豊富なため、自分の好みに合ったカラーで塗装する住宅に向いています。

シリコン塗料がおすすめできない住宅

シリコン塗料がおすすめできない住宅は「いずれ重ね塗りを検討している住宅」や「下地がモルタル外壁の住宅」です。
シリコン塗料は塗料を弾く性質があるため、重ね塗りに不向きです。塗膜の密着が悪いと剥がれてきたり、ひび割れたりする可能性があります。
また、外壁がモルタルやコンクリートの場にもおすすめしません。シリコン塗料は弾性が低く、モルタルやコンクリートと相性が悪いからです。

まとめ

本記事ではシリコン塗料の特徴やメリット・デメリットについて解説しました。シリコン塗料は耐久性に優れ、価格がお手ごろなバランスの良い塗料です。
シリコン塗料は種類が豊富な点や、透湿性が高い点などのメリットがあります。
デメリットは、ひび割れしやすいところや扱いにくいところです。
シリコン塗料の特徴を知り、状況に合わせて使用することをおすすめします。
また、不向きな下地に使用してしまうと、十分な効果が得られないので注意しましょう。シリコン塗料の性能を理解した施工業者を選ぶのがポイントです。

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