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外壁におけるコーキングの重要性と劣化症状について徹底解説!

2024/09/26

外壁の目地などに使用されている「コーキング」は、雨水の浸入を防ぐだけでなく外壁の動きを吸収する緩衝材としての役割もあります。このコーキングが劣化すると雨漏りの原因になるだけでなく、建物の寿命を縮める大きな要因となるため定期的なケアが必要です。

今回はコーキングの重要性と劣化症状、不具合が見られた際の修繕方法などについて詳しく解説します。

コーキングの重要性

コーキングの役割と主に使用される箇所について解説します。

外壁にコーキングが使用される箇所

外壁でコーキングが使用されているのは次のような箇所です。
外壁と同系色ですが、表面が平滑で指で押すとゴムのような弾力があることが特徴です。

・外壁のジョイント箇所
・外壁と軒裏の取り合い
・サッシ周り
・換気や給気、電線引込口などの設備周り

コーキングの役割

外壁材間の充填・緩衝材としての役割と、雨水の侵入を防ぐ防水材としての二つの役割があります。

外壁材間の充填・緩衝材

外壁材は、現場でパーツを貼り合わせながら施工されます。雨水が外壁の裏側に回り込まないように、下から上に重ねる構造が一般的です。ただし、横方向の繋ぎ目は重ねることができず、防水処理が欠かせません。そのため、コーキング材を用いて隙間を密閉します。
また、外壁には、換気口や配線口など、他の素材との接合部が数多く存在します。これらの隙間を埋めるために、コーキング材を用いた防水処理が一般的です。

外壁材を隙間なくぴったりと密着させてしまうと、地震などの際に建物が揺れたときに外壁が割れてしまうことがあります。そのため、コーキング材を適切な間隔で注入することで、外壁に柔軟性を与え、建物へのダメージを軽減します。

雨水の侵入を防ぐ防水材

窓や換気扇、配線など、外壁にはさまざまな開口部があります。これらの開口部から雨水が室内に侵入するのを防ぐため、コーキング材で隙間を埋める防水処理が施されます。

雨漏りが見つかった場合、まずはコーキングで応急処置を行うことがあります。しかし、注意点としては、雨漏りの原因が外壁材の破損や施工ミスにある場合は、コーキングだけでは根本的な解決にはなりません。原因箇所を特定し、適切な修理を行う必要があります。
応急処置として行ったコーキングを放置しておくと、かえって雨漏りを悪化させる可能性があります。コーキングによって雨水が建物内に侵入しやすくなったり、新たな漏水経路ができてしまう場合があるためです。

コーキングの劣化症状

施工前の様子

コーキングが劣化する原因と、劣化して行く際に現れる兆候について解説します。

コーキングの劣化が進行すると起こる不具合

コーキングの劣化を放置すると、次のような深刻なトラブルに見舞われる可能性があります。
このような状況になってから修繕を依頼すると高額な費用が掛かってしまいますので、コーキングの劣化症状が見られたら早期に専門工事業者に点検をしてもらいましょう。

・雨水が浸入し雨漏りを引き起こす
・構造躯体を濡らし腐食する
・木造の場合はシロアリの発生原因になる

コーキングが劣化する原因

外壁のコーキングは、直射日光にさらされると紫外線の影響により劣化し弾力性が失われていきます。また、寒暖差による収縮を繰り返すことで、外壁や他部材との接着力も弱くなっていきます。
経年とともに徐々に劣化したコーキングは防水性が低下してしまうため、雨漏りなどの深刻なトラブルを避けるために早期の手当てが必要なのです。

コーキング劣化のチェックポイント

外壁の目地やサッシ周りなどにあるコーキングは、建物を雨や風から守る大切な役割を担っています。
しかし、長年の風雨にさらされることで、徐々に劣化していきます。コーキングの劣化を見逃すと、雨漏りや建物の腐食など、大きなトラブルに繋がる可能性があるため、早めの点検と対策が重要です。

コーキングの劣化には、主に以下の3つの症状があります。これらの症状が見られた場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

肉やせ

コーキングが痩せて、本来の位置よりも引っ込んでしまう状態を「肉やせ」といいます。まるでゴムが硬くなって縮んだように、弾力性を失い、ひび割れや剥がれの原因となります。

ひび割れ・亀裂

コーキングに細かいひび割れや大きな亀裂が入っている状態です。これらのひび割れは、雨水が侵入する隙間となり、建物の内部に湿気を溜め込み、腐食を促進させます。ひび割れや亀裂は時間の経過とともに広がっていきますので、発見したら早期にメンテナンスを実施しましょう。

剥がれ・脱落

コーキングが外壁から剥がれ落ちてしまう状態です。これは、コーキングの接着力が失われていることを意味し、防水機能が完全に失われている状態です。このような状態ではコーキングの防水性能や弾力性能は全く期待できず、建物にとって非常に好ましくない状態です。早期にコーキングの打ち替えなどの修繕が必要になります。

コーキングの種類と寿命

コーキングにはその成分の違いによりいくつかの種類があります。
それぞれの特性と寿命についてまとめます。

コーキングの種類

建築工事で使用されるコーキングの種類は、主に次の4つです。

・アクリル系コーキング
・シリコン系コーキング
・ポリウレタン系コーキング
・変性シリコン系コーキング

コーキングの寿命

コーキング材の耐用年数は、コーキングの種類や建物の立地による日当たりや風の影響などの条件によっても違いますが、概ね10年とされています。
下記に、それぞれのコーキング材の特徴と耐用年数をまとめてみました。この中で外壁工事で多く使用されるのは、コストと耐久性のバランスの良い変性シリコン系コーキングです。

種類特徴適した用途耐久年数
アクリル系コーキング安価であり水性で扱いやすい

DIYで使用されることが多い

内装5~10年
シリコン系コーキング耐水性と耐熱性に優れている

撥水性が高く塗料を弾く

水周り10~15年
ポリウレタン系コーキング弾力性と耐摩耗性に優れている

止水性に優れるため漏水修理に適する

コンクリート15~20年
変性シリコン系コーキング耐候性・耐水性共に優れている

硬化した上に塗装が可能

外壁10~15年

コーキングの修繕方法

外壁のひび割れや漏水を防ぐためには、定期的なコーキングのメンテナンスが重要です。
コーキングの修繕には、大きく分けて「増し打ち」と「打ち替え」の2つの方法があります。また、施工のタイミングによって「先打ち」と「後打ち」に分けることもできます。
それぞれの方法には特徴やメリット・デメリットがあるため、建物の状態や予算に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

増し打ち・打ち替え

コーキングの増し打ちは、既存のコーキング材の表面に新しいコーキング材を重ねて、必要な厚みまで復元する工法です。既存のコーキング材が硬化しておらず弾力性を保っている場合に適しており、費用対効果が高い点がメリットです。
ただし、※既存のコーキングの劣化が進み弾力性を失っているような場合は、増し打ちしても十分な防水性能を期待できません。

それに対してコーキングの打ち替えは、既存のコーキング材を完全に取り除き新しいコーキング材を充填する工法です。ひび割れや剥離が進んでいるケースなど、既存のコーキング材が機能を失っている場合に有効で、高い防水性能が期待できます。
打ち替えの際は、既存のコーキング材を丁寧に除去し、新しいコーキング材との密着性を高めることが大切です。カッターや専用の工具を用いて、古いコーキング材を完全に取り除くことで、長期的な耐久性を確保できます。

先打ち・後打ち

外壁塗装におけるコーキング工事のタイミングは、大きく分けて「先打ち」と「後打ち」の2つの工法があります。

先打ち工法は、外壁塗装の下地処理として、あらかじめコーキング材の増し打ちや打ち替えを行う工法です。
先打ち工法では塗装塗膜がコーキング材を覆うため、コーキングの劣化の一番の原因となる紫外線の影響を抑制し、コーキング材の寿命を延ばす効果があります。また、コーキングの表面にも塗装が乗るため、外壁と同じ色になり外観の統一感が生まれる効果も期待できるでしょう。

それに対してコーキングの後打ちは、塗装工事の完了後にコーキング工事を実施する工法です。コーキング工事を塗装業者が行うのではなく、別の専門工事業者に依頼する場合には後打ち工法が採用されます。
新築工事の場合は外壁塗装が入ることが少ないためコーキングの後打ち施工が基本ですが、外壁の塗装メンテナンス工事の場合にはコーキングの表面を紫外線から保護するというメリットから、先打ち工法を採用することが多くなります。

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