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外壁のシーリングとは?役割や補修方法を解説

2023/06/03

多くの一般住宅では、家の外壁にシーリングが使われています。
サイディングボードなどのボード系の外壁では、シーリング工事が欠かせません。しかしシーリングで使われる素材は消耗品のため、いつまでも維持できるものではありません。
外壁のシーリングとは、シーリングの役割や補修方法も併せて解説します。

外壁のシーリングとは

外壁のシーリングとは、外壁材のつなぎ目を埋めるコーキングのことです。

一般住宅でもっとも多い外壁はサイディングボード貼りで、1枚が3尺×10尺、つまりおよそ90センチ幅で長さがおよそ3メートルの3十板といわれる工場生産品を現場で貼っていくタイプです。または、幅が50センチの規格のものもあります。何枚かを貼っていくのでつなぎ目のジョイントができ、その溝のようになったところを目地といいますが、そこから雨水などを侵入させないためにコーキングを打つ、つまりシーリングすることで防止しています。サイディングボード同士の目地は1センチから1.5センチくらいの幅です。

このシーリング材はボンドのような粘着性のゼリー状になっていて、目地を埋めることで乾燥して固まります。

シーリング材は外壁の目地だけでなく、サッシと外壁との取り合い、内装との取り合い、さらにキッチン・浴室・洗面所などの水まわりにも使われており、必要な防水力の役目をしています。

外壁のシーリングの役割

外壁のシーリングは目地を埋めているものですが、外壁のシーリングの役割についてどんなものがあるのか、みていきます。外壁のシーリングには主に2つの役割があります。

・防水して雨水などの浸入を防ぐ

外壁のサイディングボード同士の目地にシーリングをしなかった場合、隙間から雨水が浸入してしまいます。そうすると防水シートを劣化させ、さらに内部に浸水して建物の壁や柱を腐食させ、雨漏りの原因になります。
目地を埋めることで雨水の浸入を防ぎ、防水の役目を果たしています。
シーリング材にはいくつかの種類がありますが、外壁のシーリングに向いているのはウレタン系や変成シリコン系です。
ウレタン系は、耐久性が高く、弾力性があるので、外壁の目地やクラックの補修に使われます。
変性シリコン系も、耐久性があります。こちらも素材はウレタンなので、乾燥した後に上から塗装ができるのが特徴です。

・外壁材同士のクッションの役割

建物は、特に木造の場合は目に見えないほどの微妙な膨張や収縮を起こしています。温度や湿度の変化で柱などの木部が空気中の水分を含んで膨張したり乾燥して縮んだりしています。外壁材やサイディングボードもそれに伴って動かされていますが、もし目地のシーリングがなかったら直接緩衝してしまい、破損したり盛り上がってしまったりします。
ある程度の動きに耐えられるように、柔らかいシーリング部分で吸収できるようになっています。
これは地震で大きく揺さぶられた時も同様です。
シーリング材には弾力性や柔軟性が必要です。

外壁のシーリングの補修方法について

外壁のシーリングが劣化してくると、防水やクッションという役割ができなくなるため、補修が必要になります。
シーリングの耐久性は数年から長くても10年程度ですので、施工から数年たったら目視による点検を実施しましょう。補修が必要な外壁のシーリングは、目で見てもわかりやすいものです。
たとえば、シーリング部分の表面にひび割れが起きていたり、亀裂が入ることがあります。それが進行すると剥がれ落ちていきます。

・シーリングの打ち増し

シーリングの打ち増しは、現在の古いシーリングの上から新しいシーリングを上塗りする方法です。

手間がかからず、手の届く範囲であれば自分でもできる難易度は低い方法ですが、古いシーリングに新しいシーリングがうまく馴染まず接着が弱くなるため、早く剥がれてしまいます。簡単な方法ではありますが、応急処置くらいにしかなりませんし、本格的に補修する際の邪魔になりかねませんのであまりおススメできません。

・シーリングの打ち替え

シーリングの打ち替えは、古いシーリングを撤去して、新しく打つ方法です。

シーリングにカッターを入れて剥がしていきますが、残らず撤去するためにそれなりの手間がかかります。残してしまうとそのぶん接着力が落ちてしまいます。
新しいシーリング材を打つ時も養生作業をしてサイディングボードとシーリング材の密着性を高めるためプライマーを塗布するなど工程が複雑になるため、自分で作業することはできません。専門の業者へ依頼したうえで工事をすることになります。
また、ほとんどのケースではシーリング材の打ち替えの場合に仮設足場が必要になります。仮設足場の費用は1件あたりおよそ10〜20万円程度が多いです。シーリングの打ち替え費用より足場のほうが高くなることもあるくらいです。何年かのうちに今度は外壁や屋根のメンテナンスの時期がくるというタイミングであれば、一度の足場でできるメンテナンスをなるべく済ませておいた方がお得になります。
外壁メンテナンスを伴うシーリング材の打ち替えでは、外壁塗装前にシーリングを打ちシーリング部分も含めて塗装するケースと、反対に外壁塗装後にシーリングを打ち塗装しないケースとがあります。どちらもメリット・デメリットがあります。
屋根の葺き替えのタイミングと重なることは少ないと思いますが、少なくとも点検補修はしておきたいものです。

外壁のシーリングの劣化を放置するとどうなる?

ひび割れや亀裂が入り、剥がれ落ちるなどの劣化症状が出る外壁のシーリングを放置するとどうなるでしょうか。

ひび割れや亀裂でも、シーリングには隙間ができて水分も吸収してしまうため、防水の性能は低下しています。さらに剥がれ落ちた状態では、雨水が直接壁内に入り込むことになります。ただちに雨漏りするとは限りませんが、ゆっくりながら確実に建物内へと水分が浸入し、内部を腐食させたり、雨漏りへと繋がっていきます。

また、シーリング材の劣化を放置すると、サイディングボードなどの外壁材を傷め、損傷にも繋がってしまいます。弾力や柔軟性が低下した状態では、建物の収縮によるクッションの役目ができなくなり、外壁材同士が直接緩衝する状態になります。外壁材の端やコーナーが欠けてしまったり、緩衝した力が外へ向かい、ジョイントの部分が盛り上がったりして見えるようになります。

外壁以外でもサッシと外壁との取り合い、内装との取り合い、さらにキッチン・浴室・洗面所などの水まわりにも使われていて、どれも主な目的は防水が大きいです。室内は外壁に比べると劣化はかなり遅いと言えますが、こちらも劣化を放置していると水やゴミなどが入り込むので、定期的なチェックと補修が必要です。

コンクリート外壁やモルタル外壁のケースではこのような目地はなく、シーリングも必要ありませんが、サイディングボードなどと違って外壁や塗装そのものにひび割れが起こることがあります。

さいごに

ヨネザワ装工は千葉県市原市を中心に、外壁塗装・屋根塗装・室内塗装・鉄骨塗装などあらゆる塗装工事に対応しています。
完全自社施工なので、すべての施工をノンストップの一括対応。施工完了後も保証します。現地調査・見積もりは無料!相見積もり大歓迎です。

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