外壁塗装に失敗しないためのポイントを解説
2022/12/27
外壁塗装は約10年に一度の工事。費用も高額になるため、「失敗したくない」という気持ちはお持ちだと思います。
ですが、実際にどんな点に注意したら良いのかよくわかりませんよね。
この記事では、そんなあなたのお悩みに対して、外壁塗装に失敗しないためのポイントを解説します。また、実際に起こった失敗事例や対処法も併せて解説していきます。
最後までお読みいただくことで、外壁塗装に失敗しないための事前知識を身につけられますので、ぜひ最後まで読んで見てください。
失敗しないためのポイント
業者選びは慎重に
見積もりを複数とる
外壁塗装において、失敗しない最も有効な方法の一つとして、複数の外壁塗装会社に現地調査を依頼、見積もりを取得し、工事全体費用、工事の工程、担当者や職人の雰囲気、対応力などを比較した上で契約することが重要です。一つの業者のみだと、相場を把握できず払わなくて良い費用も発生する可能性があります。複数取得する作業は、そういった悪徳業者を見抜くためには効果的です。
また、業者を見極めるポイントとしては、以下の点も意識しておきましょう。
・訪問営業の業者の言いなりに契約しない
・前払いを要求してくる業者に注意
・書面に残さない業者とは契約しない
・工事時期が通常より短い業者に注意
・自社で工事を行わない業者に注意
上記のポイントを意識しておくだけでも、業者選びに関しての失敗は防げるでしょう。
契約は焦らず、よく比較検討して決めることをお勧めします。
塗装の基礎知識をつける
良い塗装業者を選ぶことは重要ですが、ご自身でも基本的な知識を身につけておくだけでも、避けられる失敗はあるかと思います。
基礎知識があれば、業者に対して冷静な判断を下せるようになります。
塗装の時期を見逃さない
外壁塗装は、使用する塗料にもよりますが、基本的には10年を一つの基準として考えておきましょう。特に不具合を感じたことがなかったとしても、劣化がかなり進んでしまっていることも少なくありません。
メンテナンスは時期を逃してしまうと、補修費用が進んで予算オーバーや思わぬ追加費用が発生する場合もありますので、早めのメンテナンスを心がけましょう。
失敗事例
塗装の剥がれ、膨れ
事例:下地処理が不十分、手抜き工事をされた、塗装選びを間違えた
→塗装業者の工事内容があった場合は、補修はしてもらえるはずですが、経年劣化が原因での剥がれ、膨れの場合は補修の対象にはならない可能性があるので注意が必要です。
イメージと違う
事例:仕上がりが想像と違った、カラーシミュレーションをやらなかった、周りの景観を気にせず色を選んでしまった
→契約時の塗装に納得して施工した場合は、塗り直しはまず不可能でしょう。その場合は、自己負担で塗り直してもらうしかありません。
近隣トラブル
事例:近隣への挨拶が不十分、トラブル発生時の対応が不十分
→自分では大したことないと思っていたことも、近隣の人にとっては、迷惑と感じていることもあるようです。苦情を受けた場合や、なりそうと感じた場合は、いち早く謝罪するようにしましょう。
塗装費用が予想以上に高額
事例:塗装の時期を遅らせたことによる劣化が進んでいた、不要な工事をさせられた
→メンテナンスを怠ったり、塗装の時期を遅らせることにより、思わぬ追加工事により、追加費用がかかる場合がありますので、しっかり点検しておくことをお勧めします。
また、悪徳業者によって、必要のない工事をする業者もいますので、注意が必要です。
失敗したときの対処法
業者へ相談
工事の内容に不満や疑問点が出てきたら、まずは業者に相談しましょう。
業者側のミスであれば、補修など対応してくれるはずです。業者側のミスでない場合でも、工事保証で対応できる場合もあります。
第三者機関へ相談
業者へ相談しても対応してもらえない場合は、第三者機関へ相談してみましょう。
第三者機関は、以下の順番で相談するのが良いでしょう。
①「独立行政法人 国民生活センター」
②「公益社団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」
③「弁護士」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、失敗しないためのポイントや実際の失敗事例、失敗時の対処法を解説しました。事前に失敗事例や対処法などの基礎知識を身につけておくことで、あなたの大切な家を守ることができるのです。事前準備はしっかり行うようにしましょう。