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タイルの外壁でも塗装は必要?メンテナンス方法について解説

2024/06/13

タイル外壁は、全くメンテナンスフリーの外壁材ではありません。確かにタイル自体は劣化しにくいため、再塗装の必要はありませんが、10年以上を目処にメンテナンスが必要です。
タイル外壁のメンテナンスと同時に、クリア塗装や防水性を高める塗装を行うことで新築時の美観を取り戻すことができます。

タイル外壁はメンテナンスフリー?

現在、主流の外壁材である窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成した外壁材ですが、10年以上経過したら、防水性を維持するための塗面が劣化するため、塗装工事が必要になります。
見た目がタイルのようなデザインでも、窯業系サイディングならば、同様です。

一方、本物のタイルを使ったタイル外壁の場合は、タイル自体が耐候性・耐傷性・耐水性に優れており、無機質で塗装を必要としないことから、メンテナンスフリーと言われることがあります。
実際、注文住宅などでは、窯業系サイディングと違い、再塗装が必要ないから、値段が高めでもタイル外壁を選択するよう勧められることがあります。

タイル自体は劣化しない点は正しいです。
しかし、タイル外壁といえども、全くメンテナンスフリーではなく、10年以上経過したら、点検が必要です。

タイル外壁の施工方法

タイル外壁のメンテナンスが必要な理由を理解するために、タイル外壁の施工方法を確認しましょう。
まず、タイル外壁の施工方法は、乾式工法と湿式工法の2種類があります。
乾式工法は窯業系下地板により、外壁の下地を作り、接着剤によりタイルを張り付ける工法です。
湿式工法は、合板などで外壁の下地を作り、合板にモルタルを塗りつけて、タイルを張り付ける工法です。モルタルは現場でセメントと砂を水で練って作ります。水を使うことから湿式工法と呼ばれています。
いずれの工法も、下地にタイルを貼り付けているだけですから、接着性が弱くなると、剥がれ落ちてしまいます。
特に、大地震の後は、タイルが大量に剥がれてしまう被害が生じることもあります。
そのため、定期的にタイルが浮いていないか、点検する必要があるわけです。
最近では、乾式工法が主流となっていて、質の高い接着剤を用いており、ちょっとの地震では被害が生じにくくなっています。

また、タイル外壁が隙間なく並べられるわけではなく、所々に隙間を設けて、その隙間にはシーリング材(コーキング材)を打ち込んでいます。外壁タイル1枚ごとの誤差や建物の揺れなどの影響を軽減するための措置です。
さらに、タイル外壁とサッシの間にも隙間があり、この部分もシーリング材が打ち込まれています。

タイル外壁のメンテナンスが必要な場合

エフロレッセンスの様子

タイル外壁のメンテナンスが必要になるのは次のような劣化症状が出ている場合です。

シーリング材(コーキング材)の劣化

タイル外壁の目地やサッシとの隙間に打たれているシーリング材は耐用年数が短く、約5年から10年と言われています。
新しいシーリング材はゴムのように弾力性がありますが、歳月が経ち、耐用年数が過ぎると固くなり、細かなひび割れが生じてきます。
また、次のような症状が出ている場合は、隙間から雨水が染み込むようになり、雨漏りの原因ともなりますし、建物の構造自体を劣化させてしまうことになります。

シーリング材(コーキング材)の剥離

シーリング材が剥がれて目地に大きな隙間が生じている状態です。隙間が大きければ大きいほど、雨水が染み込みやすくなります。

シーリング材(コーキング材)の断裂

シーリング材のひび割れが進行して、ひびが大きくなり断裂している状態です。やはり、雨水が染み込みやすくなってしまいます。

シーリング材(コーキング材)の欠落

シーリング材の剥離が進行して、完全に剥がれてしまっている状態です。雨水を防ぐ物がなくなっている状態ですから、建物の内部に大量の雨水が染み込んでいる可能性が高く、状況によっては、その周辺のタイル外壁を一旦全て剥がす形で全面的な工事が必要になることがあります。

▷外壁のシーリングとは?役割や補修方法を解説

タイルの浮きや剥がれ

タイル外壁の工法で確認したとおり、タイルは下地に接着剤などで貼り付けられているだけです。そのため、接着性が弱まると剥がれてしまいます。
湿式工法の場合は、モルタルが経年劣化により硬化するため、タイルとタイルの隙間にひび割れが生じてしまい、その隙間から雨水が染み込むようになって、雨漏りが生じたり、タイルの浮きや剥離を広げてしまうことがあります。
乾式工法の場合は、最近の性能の高い接着剤で施工していれば、剥離する可能性は低いとされていますが、絶対ではありません。
施工精度が悪い場合は、新築時からいくらも経っていないのに剥がれが生じてしまうことがあります。

タイル自体にひび割れや欠けが生じることもある

タイル自体は耐傷性が高く、金属などでこすってしまってもそう簡単に傷は付きません。また、物をぶつけたとしても、よほどの重量物でない限り、割れることはありません。
ところが、頑丈なはずのタイルにひび割れや欠けが生じることもあります。

凍害により割れが生じる場合

一口にタイルと言っても、磁器質、せっ器質、陶器質と言った様々な種類があります。この3つのタイルは、吸水率で大きな違いがあります。
磁器質は吸水率が1.0%以下でほとんど吸水しませんが、せっ器質は5.0%以下、陶器質は22.0%以下とされており、特に、陶器質のタイルはかなり吸水する性質があります。
陶器質のタイルが吸水した状態で極端な低温に晒されてしまうと、吸水した水分が凍結によって膨張してしまうため、それに伴って陶器質のタイルにもひび割れが生じてしまうわけです。
ひび割れが生じるとその隙間から雨水が染み込むようになったり、タイルが剥がれやすくなってしまいます。

モルタル下地のひび割れに伴いタイルもひび割れする

湿式工法の場合はすでに述べたとおり、モルタルが経年劣化により硬化し、ひび割れが生じてしまいます。このひび割れに追従する形でタイルもひび割れてしまうことがあります。
特にサッシなどの開口部の隅、大壁面の中央、柱、梁部分の脇などは、モルタルのひび割れが発生しやすい箇所なので、タイルの状態もよく確認することが大切です。

タイル外壁のメンテナンス方法

タイル外壁に劣化症状が出ている場合、どのようなメンテナンスを行ったらよいのか見ていきましょう。

シーリング材(コーキング材)の劣化のメンテナンス方法

シーリング材が固くなり、細かなひび割れが生じている段階であれば、劣化したシーリングを剥がして、新しいシーリング材を打ち直すだけで対処できます。
一方、シーリング材の劣化が進み、雨水が染み込んでいると見込まれる場合は、一旦タイル外壁を剥がして構造を確認するといった本格的な工事が必要になってしまうこともあります。

モルタルの劣化のメンテナンス方法

湿式工法で施工された外壁タイルで、モルタルが劣化したことにより、浮きが生じている場合は、ピンニング工法による補修が可能です。
ピンニング工法とは、タイルとタイルの間の目地にドリルで穴をあけて、その穴から接着剤(エポキシ樹脂)を注入し、接着性を高める方法です。タイルの浮きの範囲が狭い場合はこの工法により対処することができます。

タイルとタイルの隙間の目地のモルタルがひび割れしたり劣化している場合は、目地を増し打ちする形でのメンテナンスも可能です。モルタルをタイルの上からコテでなぞるようにして目地に埋め、タイルの部分についたモルタルをきれいにふき取ることを繰り返して、目地を増し打ちします。
目地の増し打ちにより、タイルを固定させる機能が強固になり、隔離が生じにくくなります。

h4 タイルの割れ、欠けのメンテナンス方法

タイル自体が割れていたり、欠けてしまっている場合は、割れたり欠けた部分のタイルの交換が必要です。この場合、全く同じタイルが手に入るとは限らないため、似たタイルで代用することもあります。
タイルは一枚でも剥がれていると、その周辺のタイルも下地が痛んでいてはがれやすくなっていることが多いため、広範囲のメンテナンスが必要になることも多いです。

h3 タイルの塗装によるメンテナンスは必要なのか?

タイル本体は塗装によるメンテナンスは必要ありませんが、状況によっては、塗装を行った方がよいこともあります。タイルの塗装によるメンテナンスを行うべき場合を見ていきましょう。

透湿性防水材によりタイルの防水性を高める

タイル本体は、原則としてメンテナンスは必要ありませんが、タイルの種類によっては、吸水率が高いため、タイル外壁のメンテナンスの機会に、タイル本体への防水塗装を行うことも検討するのもよいでしょう。
タイル外壁のうち、せっ器質、陶器質は、それなりの吸水率があり、雨漏りのリスクはゼロではありません。
タイルに使える浸透性防水剤を塗装することで、タイル本体はもちろん、目地の防水性も高まるため、雨漏りのリスクを大幅に軽減させることができます。
凍害によりタイルが割れる危険性も低くなりますし、カビや苔にも強くなります。
また、目地にも浸透することから、タイルの目地から白い粉のようなものが噴出してタイルを白く汚すエフロレッセンス(白華現象)を防止する効果も期待できます。

 タイル外壁へのクリア塗装

タイル外壁への塗装も原則として必要ありません。むしろ、下手に塗装してしまうと、タイルの質感が失われるうえ、塗装の劣化時に再塗装が必要になってしまい、タイルの利点が生かせません。
ただ、タイルの美観を回復させる目的でタイル外壁へのクリア塗装が行われることもあります。
クリア塗装とは、無色透明の塗料を塗装するもので、外壁材の保護と艶出しを目的としています。
タイル外壁のメンテナンスを機にタイルに艶を持たせたい場合は、クリア塗装も検討するとよいでしょう。

▷透明な塗料!?「クリア塗装」のメリット・デメリットを解説

千葉県市原市でのタイル外壁のメンテナンスはヨネザワ装工へご依頼ください

ヨネザワ装工は千葉県市原市を中心に地域密着で外壁の塗装工事など家を守るためのメンテナンス工事を中心に行っている職人直営店です。
職人直営店なので、中間マージンがかからず、本当に工事に必要な費用だけで、メンテナンスを行うことができ、ご依頼いただいたお客様から好評をいただいております。
タイル外壁のメンテナンスでも、お客様宅のタイル外壁の状態を確認させていただき、必要な工事を提案することもできます。もちろん、塗装は必要なく、シーリングの打ち直しだけでよいといったご依頼にも対応しております。
千葉県市原市で外壁のメンテナンス工事ができる業者をお探しの方は、ヨネザワ装工へご相談ください。

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