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ALC外壁の特徴やメンテナンス方法、塗装の時期について

2024/04/18

ALC外壁は、断熱性、防音性、防火性能の高さからグレードが高めの外壁材として人気を集めています。耐久性も高く50年以上は持つともいわれています。
ただ、ALC外壁は、吸水性が高く、雨水に対して弱いという弱点があります。この弱点をカバーするには、定期的な塗装によるメンテナンスが必須です。

ALC外壁とは

ALC外壁は、高級外壁材として知られています。
現在、新築住宅を建てる際の標準的な外壁材は、窯業系サイディング材ですが、グレードアップの場合に選択肢に上がるのが、ALC外壁です。

ALCとは、Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略称で、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末を主原料とし、 高温高圧蒸気養生という製造方法により生産された軽量気泡コンクリート建材です。
コンクリートの4分の1の重量しかなく、気泡に含まれた空気により高い断熱性を発揮します。さらに防音性と防火性が非常に高い建材として注目されています。
従来は、鉄骨造に用いられる外壁材でしたが、現在では木造住宅でも利用が広がっており、へーベルハウスで知られる「旭化成のパワーボード」が有名です。

ALC外壁の施工方法

ALC外壁と窯業系サイディング材の施工方法の大きな違いは、現場での塗装の必要性の有無です。
窯業系サイディング材は、工場で生産される過程で初期塗装も施されているため、現場では、張り付けるだけで施工が完了します。少ない工程で外壁工事が終わることから、コストを抑えられるわけです。
一方、ALC外壁の場合は、工場出荷時は基本的に未塗装か下塗りしか施されていません。
現場で、ALCを張り付けた後で、継ぎ目をシーリング材で埋め、仕上げに塗装工事を行う必要があります。その分、工期が長くなりますし、コストもかさむわけです。

ALC外壁のメリット

ALC外壁を施工するためにはコストが掛かりますが、コストに見合うだけのメリットが有るために選択する方も多いです。

✅断熱性が高い

断熱性が高いということは、光熱費を低く抑えられるということです。真夏でも真冬でも快適な住居環境を維持することができます。

✅防音性が高い

気泡が含まれているという性質からして、防音性が非常に高い声質があります。交通量の多い道路に面している土地や家の中でピアノなどの楽器を演奏したい方には最適な外壁材です。

✅防火性が高い

ALC外壁の最大のメリットとして、耐火性・防火性が非常に高いことが挙げられます。特に、もらい火による火災に対しては、強力な防火性能を発揮します。
かつては、木造住宅でもALC外壁を使った場合は、準耐火構造の建物に位置づけられるため、火災保険料が安くなるというメリットも有りました。(現在では、ALC外壁でも木造住宅の場合は、原則として一般の木造住宅と同様の保険料になります。)

ALC外壁のデメリット

ALC外壁は様々なメリットが有る一方で、デメリットも有ることを理解して選択する必要があります。

✅吸水性が高い

ALCは「軽量気泡コンクリート建材」と言われている通り、気泡が多く、いわば、コンクリート製のスポンジのような構造をしており、水分を吸い込みやすい性質を有しています。
そこで、外壁材として利用する際は、塗装を施すことにより、防水性を付加しなければならないわけです。

✅つなぎ目が多い

ALCのパネルは、サイディングボードと比べると、一枚あたりのサイズが小さく設計されています。つなぎ目にはシーリングを充填しますが、劣化した場合は、その隙間から雨水が侵入しやすくなるというデメリットがあります。

まとめると、ALC外壁は、雨水に対して非常に弱いということです。
この弱点をカバーするためには、新築時に防水性の高い塗装を施すことはもちろんですが、定期的に再塗装することが必須となります。

ALC外壁を再塗装しなかった場合はどうなるのか

新築時にALC外壁に施工した塗装は、歳月の経過とともに劣化します。どの程度の年数が経過すると劣化するのかは、塗料の耐用年数や建物の環境により異なりますが、塗料の耐用年数を大幅に経過したにも関わらず、ALC外壁を再塗装せず放置した場合は、次のような弊害が生じます。

・塗料が劣化することによりALC外壁が雨水を吸収しやすくなる
・雨水を吸収したALC外壁がもろくなり、欠け、ひび割れ、剥離が発生する。
・雨水が建物の内部に染み込み、カビや雨漏りを生じさせる。

一般に、ALC外壁は、50年以上の耐久性があると言われていますが、適切なメンテナンスを施さないと、10~20年といった塗料の耐用年数を経過するとともに、このようなダメージを受け始めて、十分な耐久性を発揮できなくなってしまいます。

ALC外壁の再塗装の目安

ALC外壁を長持ちさせるためには、適切なタイミングで再塗装を施すことが必須です。では、ALC外壁を再塗装するタイミングはどのように見極めたらよいのでしょうか。

塗料の耐用年数により判断する

最もわかりやすいタイミングが、前回、ALC外壁に施工した塗料の耐用年数により判断する方法です。塗料の耐用年数は、塗料の種類により異なりますが、一般的には、10〜20年も経過していれば、再塗装のタイミングに入っていると考えてください。

ALC外壁の初期の劣化症状により判断する

ALC外壁に初期の劣化症状が見られるようになったら、直ちに再塗装すべきタイミングです。
以下で紹介するのは、再塗装により、ALC外壁の性能を維持できる段階の劣化症状です。

チョーキング

ALC外壁に手で触れた場合に、手に粉のようなものが付着する状態です。
塗料は、紫外線や熱、雨水を浴び続けることで成分の分離が進み、その成分の一つである顔料がむき出しの状態になります。チョーキングが生じているときに手に付くのがこの顔料です。

▷外壁のチョーキング現象とは?原因とメンテナンス方法を解説

塗膜に細かいひび割れが生じている

ALC外壁をよく観察すると、細かいひび割れが生じていることがあります。その塗膜を触ってこすり落とせる状態になっていると、劣化が進んでいることになります。

塗装が色褪せている

ALC外壁の塗装が色褪せている場合は、塗装の劣化が始まりかけていると判断して早めに再塗装したほうが良いでしょう。

▷外壁の色褪せの原因と対策を解説

苔や藻がこびりついている

ALC外壁に苔や藻がこびりついている場合は、その部分が常時湿った状態になっている可能性があります。洗浄してみて、元通りの塗装面が現れれば、問題ありませんが、洗浄しても落とせない場合は、塗料の耐水性が失われていることになりますから、早めの再塗装が必要です。

▷外壁にカビが生える原因と対策について

ALC外壁のつなぎ目のシーリングが劣化している

ALC外壁のつなぎ目にはシーリングが充填されていますが、このシーリング材の耐用年数は、5年程度しかありません。紫外線を浴びることで固くなり、ひび割れや破断が発生し、剥離しやすくなります。
シーリングの劣化が深刻化している場合は、その隙間から雨水が染み込み、ALC外壁本体の劣化や雨漏りの原因となるため、早めの補修が必要です。

▷外壁のシーリングとは?役割や補修方法を解説

ALC外壁に深刻な劣化症状が見られる場合

ALC外壁に次のような深刻な劣化症状が見られる場合は、再塗装だけでなく、追加の補修工事やALC外壁自体の交換が必要になることもあります。
また、すでに内部に雨水が染み込み、カビや雨漏りが発生してしまっている可能性もあるので内装工事や大工工事も必要になることがあります。

以下のような深刻な劣化症状が生じる前に、再塗装をご依頼ください。

塗膜が剥がれている

塗膜が膨れたり、剥がれてしまっている場合は、ALC外壁の本体が露出していることになりますから、雨水を吸い込んでしまっている可能性が高いです。

▷外壁塗膜の膨れや剥がれが起こる原因は?対処法を解説

ALC外壁にひび割れが生じている

塗膜だけでなく、ALC外壁の本体にもひび割れが生じてしまっている場合です。ひび割れの大きさによっては、ひび割れを埋めるだけでなく、ALC外壁そのものを交換しなければならないこともあります。

▷外壁のひび割れは放置すると危険!ひび割れが起こる原因とメンテナンス方法

ALC外壁に剥離や欠損が生じている

ALC外壁の本体のひび割れがさらに深刻化し、剥離や欠損が生じている状態です。剥離や欠損が生じているということは、ALC外壁が、雨水を相当吸い込んで劣化している証拠です。

ALC外壁の再塗装の目安をより正確に判断するには?

ALC外壁に初期の劣化症状が見られるようになったら、再塗装すべきですが、その時点ではすでに手遅れになってしまっていることもあります。
50年以上というALC外壁の高い耐久性を発揮させるためには、初期の劣化症状が現れる前に再塗装を行うのが理想です。

そのためには、プロの外壁塗装業者にチェックしてもらい、ALC外壁の再塗装の目安を正確に判断してもらうべきです。

プロの外壁塗装業者の場合は次のような方法により、ALC外壁の再塗装時期を判断します。

・地上からだけでなく、高所に上がり、ALC外壁全体の劣化状況を確認する。
・裸眼だけでなく、ルーペを用いて、ALC外壁や塗装の状態を観察する。
・ALC外壁を打診棒で叩き、外壁内部の状態も確認し、劣化状況を判断する。

このようにより専門的なチェックを行い、今すぐに再塗装が必要なのか、数年経過を観察しても大丈夫なのかを判断することができます。

千葉県市原市でのALC外壁の塗装のことならヨネザワ装工へご依頼ください

ヨネザワ装工は千葉県市原市を中心に地域密着で塗装工事を行っている職人直営店です。
ヨネザワ装工に直接、塗装工事をご依頼いただければ、中間マージンがかからず、塗装工事費用のみで承ることができ、お客様の負担を軽減することができます。

ALC外壁への塗装工事にも対応しており、塗装工事着手前にALC外壁の状態を確認したうえで、再塗装が必要かどうかのアドバイスを行うこともできます。
ALC外壁への塗装工事のほか、屋根の塗装やベランダの防水工事も併せて施工することもできます。

ALC外壁を長持ちさせたいとお考えの方は、ぜひ、劣化症状が表れる前に、ヨネザワ装工へご相談ください。

 

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