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外壁塗装における「下塗り」の重要性を徹底解説

2023/07/20

下塗り

「外壁塗装」というと塗料を壁に塗っていくというイメージがあるかもしれませんが、実は塗装は一度塗っておしまいというわけではありません。
一般的には「下塗り」「中塗り」「上塗り」と三度塗装を行うのです。
その中でも「下塗り」が適切にできていないと塗装自体がうまくいかないというほど重要なものとなります。
そこでここでは外壁塗装における下塗りの重要性について紹介していきたいと思います。

下塗りが果たしている役割と重要性とは

重要性

下塗り塗装には3つの重要な役割があります。
その役割を果たしていることこそが下塗りの重要性だと言えるでしょう。
ここではその役割について順に紹介していきます。

①それぞれの塗装の密着度を高める

外壁に塗装をしたい場合に最後に塗ることになる上塗り塗料をいきなり塗っても外壁にうまく密着せずにバラバラと剥がれてしまいます。
上塗り塗料をうまく外壁に密着させるためには、まず下塗り塗装をする必要があるのです。
下塗り塗料が外壁部分と上塗り塗料とをしっかりと密着させるための接着剤のような役割を果たすのです。
下塗り塗装を行うことで、中塗り塗料、上塗り塗料とを密着させることができるのです。
上塗り塗料がうまく密着していないと塗装を行った後に早い段階で塗膜が剥がれていってしまうこととなります。
外壁塗装の耐久性も低くなってしまうという結果になります。

②簡単なひび割れなどを補修することができる

外壁にひび割れや剥がれなどがある時に、その部分に上塗り塗料を塗ると建物の内部に塗料が染み込んでいってしまうこととなります。
下塗り塗装を行うことで、上塗り塗料がひび割れなどに染み込んでいくことを防いでくれます。
上塗り塗料が変に外壁に吸い込まれないことで、仕上がりが綺麗になります。

③下地への吸い込みを食い止めることで仕上がりを綺麗に

中塗り塗料や上塗り塗料が外壁部分に吸い込まれていくとムラが出てきてしまいます。
これは外壁部分に上塗り塗料をいきなり塗ることで色ムラや艶ムラが出るためです。
さらに塗料の気泡などができることで外壁を傷める結果にもなります。

下塗りの種類とは

塗料

下塗り材にはさまざまな種類があります。
どういった素材に対して使用するのか、どういった役割をするのかによって使い分けていくことが重要となります。

シーラー(プライマー)

主に使用する素材:コンクリート、鉄、ステンレス、アルミ

使用することで下塗りと上塗り塗料とを密着することが可能となります。

下地へと上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぐだけでなく、塗料同士の密着度合も高めることがあります。
ただ、金属系の素材に使うものではありますが、一般的なプライマーには錆びを除去する機能はないので、塗装をする前に錆びを除去しておく必要があります。
中には錆び防止効果があるプライマーも販売されていますので、そうしたものを使うのも良いでしょう。

フィラー

主に使用する素材:モルタル
こちらはひび割れを起こしやすいモルタル系の外壁の下塗り材です。
モルタル外壁はひび割れや凸凹が起こりやすいのですが、そうした部分を埋めて平たくすることができる下塗り材となっています。

その他の下塗り材

鉄部分などの素材にはどうしても錆びが出てくるものですが、「錆止め塗装」をすることによって錆びを抑える効果、下地の吸い込みなどを防ぐ効果が期待できます。
また、「サーフェーサー」を使用することで、塗膜の平滑性を上げることが期待できます。

下塗り塗装を行う際に注意するべきこととは

注意

下塗り塗装を行う際にはいくつか注意しなければならないことがあります。
選択や手順を間違えると効果がうまく出ないことがありますので、しっかりと押さえておきましょう。

下塗り塗料の色の選び方について

下塗り塗料はあくまでもその上から中塗り塗料、上塗り塗料が塗られていく前提の塗料です。
そのため、外壁の色、上塗り塗料の色に合わせて「透明」「白」「グレー」といったものが一般的です。
下塗り塗料自体の色が強すぎる場合、外壁との色合いがまったく違う場合などは特に注意しなければなりません。
上塗り塗料をどういった色を使うのかを前提にした上で下塗り塗料の色を選んでいくと良いでしょう。

ヨネザワ装工では、少しでも紫外線の影響を防ぐために下塗り塗料は基本的に「白」しか使用致しません。

高圧洗浄で外壁の汚れを落とした上で塗装を行う

塗装をする際には外壁は、
・ゴミや埃などがついていない綺麗な状態
・十分に乾燥している状態
・ひび割れや凸凹を補修した状態
であることが理想です。
塗装をするべき状態でないうちに塗装をするとうまく密着せずに塗装が剥がれてしまったり、浮いてしまう、膨れてしまうということがあります。
外壁塗装を行う前は必ず高圧洗浄をかけて、表面のゴミや埃をすべて落とした状態にしなければいけません。
その上で1~2日ほど十分に乾燥させる必要があります。
綺麗で乾燥した状態で塗装をするのが理想なのです。

▷外壁塗装で重要な高圧洗浄とは?

下塗りを行った後も乾燥させる

高圧洗浄を行った後に乾燥させるのですが、下塗り塗装を行った後も乾燥しなければいけません。
下塗り塗装を行った後で十分に乾燥させないままで中塗り塗料、上塗り塗料を塗ってしまうと塗装が剥がれやすくなったり、塗料の効果を出せなくなってしまいます。
塗料を乾燥させるには時間がかかりますが、ここは2~3日かけてしっかりと乾かすことを守りましょう。
下塗りが乾燥しないうちは次の工程には進まないことをおすすめします。

中塗り塗料、上塗り塗料との相性を考える

下塗り塗料、中塗り塗料、上塗り塗料には色々な種類のものがあります。
それぞれに長所や短所などの特徴があるのですが、それぞれの塗料には相性があります。
それぞれが優れた性能の塗料であっても相性が悪い塗料を使うことで、うまく密着しない、性能が発揮できないということがあります。
自分で判断できない場合は専門業者に確認した方が良いでしょう。

それぞれの外壁素材に合った下塗り塗料とは

ポイント

下塗り塗料の紹介をしましたが、やはり外壁素材に合ったものを適切に使用することが重要となります。
ここでは代表的な外壁素材とそれに合った下塗り塗料を紹介していきます。

モルタル外壁(吹き付けタイル・スタッコ)

モルタル

こちらは木造住宅で多く使われている「硬質系」もしくは「弾性系」の吹き付け仕上げの外壁となっています。
この外壁の特徴としては経年劣化によって細かいひび割れや窓などの開口部周りにクラックが起こりやすいということがあります。
そのため、下塗り塗料としてはクラックに強い「サーフェーサー」や「フィーラー」を使うのが効率的です。

モルタル外壁(砂状吹き付け)

モルタル

こちらは木造住宅で多く使われている石や砂を主成分としている吹き付け仕上げの外壁です。
この外壁も経年劣化によってヘアークラック(非常に細かい割れ)や開口部回りにクラックが起こりやすくなっています。
また、石や砂が主成分となっていることから表面の石や砂がボロボロと剥がれて落ちてくることがあります。
石や砂が落ちないようにするためには「シーラー」や「プライマー」で表面を固めるのがおすすめです。
ひび割れが多く出てきている場合にはその上から「サーフェーサー」や「フィーラー」を塗装していく必要があります。
この塗装には高い施工技術が必要となります。

サイディングボード

サイディング

近年もっとも多く使われている外壁素材です。
木造住宅に窯業系サイディングボードを貼り付けて、つなぎ目にコーキング処理が行われています。
建物自体が揺れた場合でもコーキング部分が揺れを緩和してくれることによってサイディングボードがダメージを受けにくいようになっています。
サイディングボードに下塗り塗料をする場合には塗膜が厚すぎると目地が埋まってしまう問題や、デザインの見た目が悪くなるために「サーフェーサー」や「シーラー」のような塗膜が厚くないものが適しています。

下塗り塗装を行う手順とは

下塗り塗装を行う際にはまず必要な道具を用意することとなります。
「塗料」「うすめ液」「刷毛」「バケツ」「マスク」「ゴーグル」「手袋」などを準備した上で塗装を行います。
また、2階部分などの塗装を行う場合には足場の組み立てが必要となりますし、「養生テープ、養生シート」「コーキング材」「高圧洗浄機」「サンドペーパー」なども必要となります。
まずは高圧洗浄や錆びを取る作業から行っていき、外壁が綺麗になったら下塗り塗装を行っていきます。
その際、下地にしっかりと密着させながら塗ることを心がけていきます。

また、下地によっては下塗り塗装を2回行う必要がある場合があります。
これは下地の劣化が激しい場合や下地の吸い込みが多い場合に行われることです。
2回以上塗装を行う場合は1回目の塗装が十分に乾燥してから2回目を行いましょう。
複数の下塗り塗装を行う場合はまず「シーラー」「プライマー」を塗った後で「フィラー」を塗ると綺麗に塗ることができます。
そして最後の下塗り塗装を行って、十分に乾燥させたら中塗り塗装、上塗り塗装へと移っていきます。

基本的には上述させて頂いた通り、下塗りは「1回」の業者がほとんどですが、ヨネザワ装工では下塗りは必ず「2回」行うようにしています。

2回行うことで塗膜が厚くなり防水効果が向上し、塗料の吸い込みムラを止める事も可能です。

紫外線を防止することで耐久性の向上や最後の仕上がりにも期待できます。

まとめ
外壁塗装を行う際にはまず「下塗り塗装」を行う必要があります。
下塗り塗装を行うことによって中塗り塗料、上塗り塗料がしっかりと外壁と密着することになり、耐久性などの向上も見込むことができます。
また、下塗り塗装を行う際には高圧洗浄などの下地処理をしっかりと行った上でする必要があります。
十分に塗料の性能を発揮するために下地処理を行い、高圧洗浄をかけて乾燥させた上で下塗り塗装を行っていきましょう。

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