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外壁塗装の下塗り「プライマー」「シーラー」「弾性シーラー」の違いとは?

2024/05/23

外壁塗装のうち、下塗りの工程で利用される塗料が、プライマー、シーラー、弾性フィラーです。下地と上塗り塗料の接着性を高め、下地に上塗り塗料が吸い込むことを防ぐ役割を果たす点は共通ですが、他にどのような違いがあるのか見ていきましょう。

プライマー、シーラー、弾性フィラーは下塗りで利用される

外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程が大きな流れとなります。

このうち、下塗りの工程で使用されるのが、プライマー、シーラー、弾性フィラーと呼ばれる塗料です。

下塗り工程は何のために行われるのか?

外壁塗装において、下塗りは非常に重要な工程です。下塗り工程を怠ると、上塗りした塗料がすぐに剥がれてしまうなど、塗料本来の性能や耐久性を発揮できなくなってしまいます。

まずは、下塗り工程の役割について紹介します。

塗料の密着性を高める

下塗りで使うプライマー、シーラー、弾性フィラーと言った塗料は、下地の外壁と上塗り塗料の密着性を高める役割を果たしています。

上塗り塗料を下地にそのまま塗装しても密着力が弱く、すぐに剥がれてしまいます。そこで、下塗り用の塗料を塗ることで、上塗り塗料が剥がれないようにします。

塗料が下地に吸い込むことを防ぐ

外壁の下地は、経年劣化により、カサカサに乾いた状態になっています。この状態の下地に上塗り塗料を塗ってしまうと、上塗り塗料が下地に吸い込まれてしまい、上塗り塗料の性能を十分に発揮できないこともあります。

そこで、下塗り用の塗料を先に吸い込ませておくことで、上塗り塗料の吸い込みを防ぐ意味があります。

下塗り用塗料を一回塗っただけで、吸い込みを押さえられない場合は下塗りを2度行うこともあります。それくらい下塗りは重要だということです。

劣化した下地を補強する

外壁の下地は、経年劣化により、もろくなっていることがあります。下塗り塗料はもろくなった外壁の下地を補強する役割を果たしています。

下地に様々な機能を追加する

下塗り塗料には、上記までに紹介した効果のほか、防カビ機能、防錆機能、遮熱機能と言った効果を有するものもあります。

こうした機能を下地に追加する目的で下塗り塗料を塗ることもあります。

下地の元の色を隠す

新しく上塗りする塗料の色が元の下地よりも淡い色の場合、元の下地の色が出てしまい、思った仕上がりにならないこともあります。

そこで、下塗りで白色の塗料を塗っておくことにより、元の下地の色を隠して、仕上がりを良くする役割を果たします。

外壁塗装の下塗りで利用されるプライマー、シーラー、弾性フィラーの違いとは

外壁塗装の下塗り塗料は、プライマー、シーラー、弾性フィラーに分けられますが、プライマーとシーラーの違いは曖昧です。同じ意味で用いられることもあります。一方、弾性フィラーだけは明確に異なる役割を果たします。

プライマー

プライマーは英語の「primary」が語源で「最初の」塗料という意味があります。下塗り塗料の総称とされ、下塗り塗料の種類やメーカーに関わらず、プライマーと呼ぶこともあります。

下記に紹介するシーラー、弾性フィラーとの比較では、比較的下地の状態が良好な場合に、プライマーと呼ばれる下塗り塗料が選ばれることもあります。

上記に紹介した下塗り工程の意味のうち、塗料の密着性を高めることを主な目的としたものになります。

プライマーが用いられるのは、そもそも塗料を吸収しない金属製外壁(例えば、ガルバリウムの金属系サイディングの外壁など)の下塗りです。

また、金属製外壁でなくても、築浅物件などで、外壁の下地状態が比較的良い場合も、塗料の密着性を高めることを主な目的としてプライマーが使われます。

シーラー

シーラーは英語の「seal」が語源で「シールする、接着する、覆い隠す、塞ぐ」と言った意味合いがあります。

プライマーとの違いでは、シーラーは下地に吸い込ませて機能性をもたせることに重点を置く下塗り塗料とされることもあります。

上塗り塗料の密着性を高めることの他、塗料が下地に吸い込むことを防ぎ、劣化した下地を補強する役割も果たします。

建築から10年以上経過し劣化した窯業系サイディング、木製の外壁、屋根材の下塗りなどに利用されます。

弾性フィラー

弾性フィラーのフィラーは英語の「filler」が語源で「詰め物、埋めるもの」と言う意味があります。

また、弾性とは、伸縮性(弾力性)があるために下地のひび割れにも対応できるという意味です。

プライマー、シーラーとは明確に異なる役割を果たす下塗り塗料で、外壁のひび割れ(クラック)や凸凹を埋める機能がある点が特徴です。

例えば、モルタル外壁、ALC外壁、スレート屋根、セメント瓦などのひび割れ(クラック)や凸凹が発生しやすいモルタル系、セメント系の外壁や屋根材を塗装する際の下塗り材として利用されます。

▷モルタル外壁の特徴やメンテナンス方法を解説

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プライマー・シーラー、弾性フィラーの種類・タイプ

プライマー・シーラーは、水性タイプのものと油性タイプのものがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

水性タイプのプライマー・シーラー

水分の中にプライマー・シーラーの塗料が溶け込んでいるタイプです。外壁に水性のプライマー・シーラーを塗ると、水分が蒸発して塗料が残ります。

塗装に使った刷毛やローラーなどの道具は水で洗うことができ、取り扱いやすいのが特徴です。プロの業者だけでなく、DIYで外壁塗装する場合にも向いています。

臭いもそれほどきつくないため、室内での塗装にも使えます。

油性タイプのプライマー・シーラーとの比較では、耐久性が劣ることが欠点です。下地を保護、補強する効果も劣っているため、劣化した下地への塗装には向きません。

油性タイプのプライマー・シーラー

有機溶剤を用いている下地塗料です。外壁に油性のプライマー・シーラーを塗ると、溶剤が蒸発して塗料が残ります。

塗装に使った刷毛やローラーを洗う際は専用の溶液が必要になるなど、取り扱いが難しいのが欠点です。臭いもきついため、室内では使われず、外壁や屋根の塗装に使われることがほとんどです。

水性タイプのプライマー・シーラーに比べると、耐久性、耐候性、防水性などが優れており、下地を保護、補強する効果も高いため、下地の劣化が進んでいる場合に選択すべきです。

機能別のプライマー・シーラー

プライマー・シーラーには、特別な機能が付加されている点が強調されている商品もあります。一例を紹介しておきます。

  • ヤニ・アク止めシーラー……木製の壁などの下地からヤニやアクが染み出すことを防ぐ効果のあるシーラーです。
  • カチオンシーラー……耐アルカリ性、付着性が特に優れているシーラーです。
  • エポキシシーラー……浸透固着力に優れていて、コンクリート、モルタルなどの中性化を防ぐ効果があるシーラーです。

弾性フィラーの種類・タイプ

弾性フィラーは、水性のものしかありませんが、塗料の硬さの程度により、硬質塗料、微弾性塗料、弾性塗料の3種類に分かれます。

硬質塗料は、最も硬い塗料のこと。

微弾性塗料は、ほどほどの柔らかさがある塗料で数字でいえば、50〜100%程度の伸び率があります。

弾性塗料は、柔らかい塗料で、気温20度で伸び率が120%以上となるもののことを言います。

外壁塗装に用いられるフィラーは、微弾性フィラーと呼ばれるタイプが多いです。

微弾性フィラーは、水性改修用下地調整剤とも呼ばれ、下塗りだけでなく、その前段階で行われるべき下地調整の役割も担ってくれる塗料です。

具体的には、微細なヘアクラックならば、微弾性フィラーを塗るだけで埋めることができます。

プライマー・シーラー、弾性フィラーの塗装方法

プライマー・シーラー、弾性フィラーの塗装方法は、ローラー工法か吹き付け工法のいずれかが一般的です。

ローラー工法とは

ローラーと呼ばれる塗装道具を使って職人が手作業で外壁に塗料を塗りつける工法です。必要に応じて刷毛も使います。

吹き付け工法に比べて塗料が無駄になりにくいため、塗料の節約が可能です。

もっとも、職人の手作業の工程が多くなり時間がかかるため、塗料は節約できても人件費がかかり、トータルでのコストはローラー工法と吹き付け工法とで大差はありません。

職人の腕により仕上がりが左右されてしまいますが、熟練した職人が作業すれば、繊細な仕上がりを期待することができます。

吹き付け工法

スプレーガンという器具を使って塗装する施工方法です。

ローラー工法に比べて、作業時間を短縮できるうえ、職人の腕により仕上がりが左右されにくい特徴があります。

ただ、ローラー工法に比べて塗料が無駄になりやすい点が欠点です。

また、強風の日は作業できないこともあります。

▷吹き付け塗装とは?外壁塗装を行う前に知っておきたいこと

下塗り工程の注意点

下塗りは上塗り塗料の仕上がりを左右する重要な工程です。

プライマー・シーラー、弾性フィラーのいずれの下塗り塗装でも、下地の状態をよく観察して、状態にあった下塗り塗料を選択することが大切です。

下塗りが適切に行えていないと、仕上がりの見栄えが悪くなるだけでなく、早期に塗膜が剥がれてくる恐れもあるため、おろそかにすることはできません。

下塗り塗装は、上塗り後、見えなくなりますが、見えなくなる工程こそ、丁寧にやる必要があるのです。

千葉県市原市での外壁塗装はヨネザワ装工へご依頼ください

ヨネザワ装工は千葉県市原市を中心に地域密着で塗装工事を行っている職人直営店です。

家を守る塗装」を信条に、「厚く塗って、きれいな塗装」をご提供することを信条としています。

プライマー・シーラー、弾性フィラーなどによる下塗りは、上塗り塗装の仕上がりを左右する重要な工程なので特に念入りに施工させていただいております。

下地の状態や上塗り塗料も考慮しながら、適切な下塗り塗料を選び、機能性を高め、厚く長持ちする塗装により、お客様にご満足いただける仕上がりを目指します。

住宅や工場の外壁塗装はもちろん、屋根塗装、鉄骨塗装、室内塗装など、塗装工事全般に対応しております。

千葉県市原市で外壁塗装工事業者をお探しの方は、ヨネザワ装工へご相談ください。

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